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14/05/31 6月は不在がちで…今週は営業のご案内です。


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この頃のタバコのパッケージは、足穂の『1千1秒物語』にも似つかわしいシャレもの揃いであります。

■今週の画像1点目に使った、主に植民地向けにつくられた戦前のタバコのパッケージの他、鳥居昌三の手製本8冊、「南天堂」や百貨店の古い水貼りシールとマッチラベルのスクラップ&ファイル3冊、杉浦非水のイラスト蒐集ファイル1冊、2点目の画像でキャビネット上にあるのをご覧いただけるかと思いますが、『非水創作図案集』(大正15年発行  プレート欠け有で入荷のため、木版刷りプレートばら売りです)など、新しく入荷した商品により店内の様子もようやく変わりはじめたところで。いやいや。変わりはじめたというのに。ですな。とほほ。
先週お知らせいたしました通り、今週肝心なのは、新着品より店の営業日時のお知らせです。
来週は地方出張と小店が所属する東京古書組合南部支部の支部大市のため、店の営業日時がますます少なくなります。
先ず6月3日(火)までは連休で、4日(水)は市場次第で営業は未定です。
5日(木)は12時から20時で営業いたします。
6日(金)は支部大市の下見・入札日のため店の営業とともに、当HPの更新も1回お休みとさせていただきます。
7日(土)は支部大市の入札・開札日にあたり営業時間を15時より20時までに変更させていただきます。この日、お急ぎでご連絡が必要な場合は、南部古書会館の電話口 03-3441-3975 で日月堂をお呼び出し下さい。こちら、ご遠慮無用でございます。
6月第2週からは、火・木・土曜日の各日12時から20時の営業に戻り、また、HPの更新も再開いたします。
来週いっぱい多大なご不便をおかけいたしますが、どうかご海容を賜りますとともに、変わらぬお付き合いをお願い申し上げます (゚゚)(。。)ペコリ。
あ。6月下旬には海外出張ですが、「んじゃ帰国まで店行くのは控えとこか。」なぁーんてゆー蛇の生殺しみたいなことはできるだけ御控えいただければ幸せに存じます……… (゚゚)(。。) (゚゚)(。。)ペコペコ。


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手前が非水。プレートばら売りです。その向こうが楽天。よく誉められますがまだ売れてません。

ここからは蛇足。
これは見ておくべきだと痛感しました。2011年3月12日深夜から15日未明にかけての音声付き「東電テレビ会議」を25分にま¬とめたもの。本店のまるで他人事のような空気や、その間にも物騒な言葉がさかんに飛び交うのを見ていると、原発再稼働がとてもじゃないけれども正気のこととは思えなくなります。朝日新聞のスクープ「吉田調書」とともにこの映像を見ると、秘密保護法の成立が急がれた理由もまた推察されようという…。
https://www.youtube.com/watch?v=xR1dzyA8Y4Q
国家の主要構成要素には、多分に抽象的な要素が含まれているわけですが、解釈や位置づけの異なる抽象概念をいったん脇によけ、具体的な姿として容易に認識できる要素といえば、領土と国民です。原発によって領土(と領海と、少なくとも可能性としての国民の健康も)が汚染され続けているなかで、どうやら現政権は国民のこともさほど大切に考えていないんだな、と思ったのがこちら。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20140528-00000064-jnn-bus_all
「あまり対象を広げると、連合との関係が悪化する。書きぶりが後退すると海外投資家に見放される」(政府関係者)というコメントを読んで唖然。海外投資家のためにつべこべモンク云わずに働けと。アベちゃんとその仲間たちは権力の場に居座りたいのねと。国民は政争と国益とかいうものの道具でしかないとはっきり云ってるようなもので。しかしそのための残業代ゼロだなんて - そして、調整弁としての派遣労働。というのも忘れてはいけません- 日本国民、あまりに人が良すぎはしないかと心配です。は? 日月堂ですか。ひとりブラック企業は放っといて下さいね。
で、集団的自衛権を説明するパネルに子どもの絵を入れることに相当こだわったと漏れ伝え聞くアベちゃんですが、この方、「生きて虜囚の辱めを受けず」なんていうのと似たようなエモーショナルな言葉が大変お好みのようで。立法府を背負う人の言葉は、あくまで理に基づいたものでないと困ってしまうわけで、よりによってそういう人に言葉の解釈を任せてしまうということには多大な不安を覚えます。そういう私にも今週ひとつだけできたのがこちらでした。
http://www.avaaz.org/jp/petition/petition_537ae73e1c8ad/?bLAGqgb&v=40185
こつこつと、せめてできることだけでもしておきたいと思うようなトシになったちゃいましたよ日月堂も。そして今年も、6月を迎えました。どう考えても早過ぎるのだが。ってのもトシの成せる業ですかねえ……。

14/05/24 ファシスト党の満洲・中国行脚と日本に来た航空界のスター ツェペリン号とリンドバーグ夫妻


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■久しぶりの新着品のご案内ですが、その前にお知らせをひとつ。暫くの間、店の営業が不定期になります。地方出張や市場の関係で、来週から6月の1週目にかけて、確実に店を開けられるのは5月29日(木)、31日(土)、6月5日(木)の3日となります。5月27日(火)、6月4日(水)、6月7日(土)については、店を開ける予定でおりますが、開店時間が午後遅くなったり、大幅に遅れる可能性があります。このうち、来週火曜日5月27日については東京古書会館で入札会に参加している予定ですので、東京古書会館 03-3293-0161 で日月堂をお呼び出しいただくか、ご存知の方は佐藤の携帯電話までお電話の上、営業開始時間の目安について必ずご確認下さいますようお願い申し上げます。
また、6月下旬からの海外出張が決まりました。こちらはまた改めてお知らせいたしますが、今年は例年以上に右往左往している日月堂、みなさまには尚一層のご不便をおかけすることとなりこの上なく心苦しい次第ですが、古本屋のキモは云うまでもなく品揃え。商品の充実に尚一層の力を注いでまいりますので、何卒ご理解を賜りますよう、また、併せて日程等ご留意いただけますように、心よりお願い申し上げます。

画像1点目は、イタリア語の『RICORDO DELLA MANCIURIA  ALLA MISSIONE FASCISTA ITALIANA』というタイトルが、同色で花模様を折り込んだ絹装表紙を飾っている写真帖。「在仏印日本文化会館東京事務所蔵書」のスタンプが押してあるのも意味ありげなこの写真帖、要は、イタリア・ファシスト党の訪日親善使節団による満洲とその周辺地域(中国)の親善旅行を記録であり、紙焼き写真(ほとんどは12×15.5cm)64点を、それぞれイタリア語のキャプションとともに台紙に貼り込み、アルバムとしてまとめたもの。
アルバムの贅沢なつくり、写真が印刷ではなく紙焼きであり、手仕事で仕上げられていることなどからも、両国の関係各所に所蔵する分だけが作られた珍しいものだと思われます。念のため、「イタリア、ファシスト党、満洲」と日本語、イタリア語、もひとつ念を入れて英語などで画像検索してみましたが、当品所収の写真図版はどうも出てこないようです。
それにしても。この写真帖によって、そうかイタリア・ファシスト党による訪日親善使節団って大陸も視察して帰ったのか!と「はた。」と気付いたものの、この歴史的事実については全く知りませんでした。うう。


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当品巻頭に添えられたイタリア語のテキストの日付は1938年(昭和13)年5月14日、団長名にはジャコモ・パウルッチ・デ・カルボリ・バローネ侯の名前が見られます。一方、「「伊国政府派遣ファシスト訪日親善使節団」の来日はこの年の3月半ばのことで、団長は同じくパウルッチ侯。訪日親善旅行の一環として訪満が組み込まれたもので、国際社会の中で満洲を独立国家として承認する相手国が少なかったこの当時、満洲国正式承認を明瞭化しようという狙いで、イタリア側が使節団派遣を提案したものだそうです。
さて、肝心の64枚の写真ですが、滞在約20日の行程に随行したようで、新京、大連、北京など主要各地を活写。各地での盛大な歓迎ぶり - 日本人だけでなく、中国人、ロシア人まで - や式典、駅頭風景とアジア号、アジア号内のスナップ各種、大和ホテルの夜景、石造りのモダンな建造物、モガが闊歩し行商人が品物を並べる都市の風俗、儀式や儀礼、工業から農業・畜産等産業まで、見どころを細大漏らさず記録しています。写真としての出来栄えは右肩上がりや俯瞰、仰角からの視点など、プロパガンダのお約束をきっちり押さえた上に洗練されており、間違いなくプロのお手並み。その腕前にも見るべきものが多い写真帖となっています。

■今週はもう1点も写真帖ですが、こちらはあくまで個人が所蔵していた私的なスナップ。とはいっても航空機機上から撮影されたものも多く、おそらくは霞ケ浦の飛行場の関係者で、しかも位の高かった人ではないかと思われます。扉に「風景集 第壱巻」と手書きのタイトルがある他、写真にもキャプションが書かれていて、時代的には大正末から昭和一桁頃までのもの。並行して飛ぶ飛行機から飛行機群をとらえた写真、犬吠埼、土浦、筑波から富士山まで、上空から押さえた航空写真など、なかなかお目にかかれないショットの多い写真帖ですが、中でも白眉といえるのは、飛行船ツェッペリン号の写真-こちらも並行して飛ぶ飛行機から写したもの有り!-4カットとリンドバーグ夫妻のスナップ写真3点でしょう。どちらもこの当時の印刷媒体で目にすることもありますが、写真から伝わってくるリアリティははまるで別物の感があります。

今週はこの他、百貨店などの水貼りシールやマッチラベルなど紙モノのファイルが3冊昭和30~40年代・東洋軒のフランス料理宴席メニューの綴りとメニュー控えなど高さにして25cm分ほど、佐野繁次郎デザインによるパピリオの白粉パッケージ他化粧品会社のPR誌・結髪関係資料等10点程アルス最新科学図鑑他黒っぽい書籍3本が明日には店に入る予定。また、久しぶりに白っぽい本が入荷。ダンボール箱で約3箱分が棚に入りました。矢内原伊作の旧蔵書も約20点一括ですが、棚に並んでおります。
営業日程ではご不便をおかけし誠に恐縮に存じますが、ご来店のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

14/05/17 新着品は1回お休み。来週の営業についてのご注意と、2014年5月に起こっているあれこれについて。

■オツムは至って壊れやすいくせに、身体はと云うとこれでなかなか壊れにくい日月堂あるじサトウA。がしかし、今週はどうやら疲労のキワミにあるようで、今晩はもうやすみたいなどと随分甘えたことを申しております。
従業員サトウBとしては、「な、なんですと。更新でもしないことには誰も来ない店でしょーが。毎週ここんところが踏ん張りドコロだろーに。」と叱ってやりたい気持ちでいっぱいなのですが、まぁたまには赦してやろうかというわけで今週は新着品のご紹介を1回お休みさせていだきます。
思うところの多い戦中資料、ラベル類のコレクションや『現代商業美術全集』全冊揃い、これがとても面白い『数寄屋起し絵図』やら、何だかここのところ売れもしないのに買い続けているがために、そうでなくとも更新が追いつかなくなってきているあれやこれらは、追々ご紹介申し上げます。ええ。はい。もちろん。それはもう必ず。
がしかし、大切なお知らせがひとつ。
来週5月20日(火)は年に東京洋書会が開催する年に1度の「洋書会大市」のため、店の営業が夕方以降となる可能性があります。このため、この日のご来店をお考えの場合は、会場である東京古書会館 03-3293-0161 で日月堂をお呼び出しいただくか、ご存知の方は佐藤の携帯電話までお電話の上、業状況について必ずご確認下さいますようお願い申し上げます。
5月22日(木)・24日(土)はそれぞれ12時から20時で営業いたします。毎度ご不便をおかけいたしまして誠に恐縮に存じますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
■記憶に留めておくこと、記録を残しておくこと。古本屋というのは、そこに重要な意味があるからこそ、成立してきた・成立している仕事ではないかと思います。データの海の中を留まることなく流れていくそれらの中から、2014年5月という一地点を思い返す時に、何らかの意味を持つはずの言説・批評・行動についてわずかですが下記にピックアップしておきます。

東京オリンピックと絵画館前の銀杏並木を頭の中に並べながら考える人に。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014051002000115.html
「やはり」との思いしか浮かばない最高値相次ぐ放射能濃度について。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201405/2014051200908
原因不明がこれだけ多いものを海外に売った場合、製造物責任というのはどうなるのだろう。ちなみに、電気料金を値上げして黒字化した東京電力は、昨年末の段階で社員にタクシー券が出ていました(タクシードライバー氏談)。
原発に関連し変化する海外の日本に対する見方について、その主たるものとして。
http://midori1kwh.de/2014/04/20/5344?fb_action_ids=277806992388968&fb_action_types=og.likes&fb_ref=.U1XW0g1IG8o.like

集団的自衛権と憲法解釈をめぐっては-
「内田樹の研究室」より 5月8日付けのNew York Times の社説 http://blog.tatsuru.com/2014/05/10_0902.php
漫画作品はめくらましだったのか? 国民投票法改正さる。
http://sekaitabi.com/kokumintohyo.html
そして、まざまざと見せつけられつつある立憲主義の崩壊過程(日本を取り戻すというその日本の在りかは れれれ? 近代以前???)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014051602000139.html
最終的にこれしか対抗手段はないのかと思う活動についてはこちらから
https://www.facebook.com/nobelpeace9jou
何だか隙間風が吹いてるみたいに寒々しく思えるのは、画像がないせいなのか、それとも……?

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