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06/11/24 Information

先ずは店の営業御案内。来週も再来週も、火・木・土曜の12時~20時の営業であります。また当HP「雑書目録」も追加作業継続中につき、乞御来店・乞御高覧御願い申し上げます。*「雑書目録」の再入荷品については、新着順では出てまいりませんので、「検索」機能も併せてご利用ください。 ■未確認情報ながら。『現代用語の基礎知識』の最新版に「印刷解体」という言葉が載っているとお客様に教えていただきました…「!?ホンマ!?!?かいな。」とまだ半信半疑ながら、そうだとするとこれはちょっと嬉しいことではあり。それもこれも多くの方たちのお力添えによるもので、改めて感謝申し上げます〈といったところで続き〉11/25、確認することができました。南駝楼綾繁さんが書いてくださっていたのですね。最近の古本界の流れが簡潔にまとめられていて、ナンダロウさんらしい目配りの利いた記事。そんなところに加えていただいて…ナンダロウさん、本当に有難うございました!!

そして今週の新着品から。とりあえず1点を。長野千秋監督による大野一雄の舞踏映画『O氏の曼荼羅 遊行夢華』のプログラム…です…多分。というのもこの映画の上映記録を調べてみると、新国立劇場の日本洋舞史年表によれば1970年12月。一方、大野一雄舞踏研究所ではこの16mmフィルムの完成を1971年としており、明らかな齟齬があります。件の品物はといえば、それ自体に奥付などクレジットの記載はなく、左の画像一番上、四谷シモンの作品中に「1971 5.31」とあるのが唯一の手掛かり。そんなこんなで、一体何時、何の目的で作られたものなのかは断言できません。新国立劇場の収蔵品にも当品は見当たらず、これで完本かどうかも…うう。うーむ。とまた唸ってしまうモノを買ってどうする日月堂。しかしながら。和紙のタトウの装丁は谷川晃一、中に収められた未綴じのリーフは四谷シモンと前田常作の図版が各1葉、テキストは加藤郁乎1葉・土方巽は三段組で2葉と力が入り、さらに英文の梗概がついて全6葉がすべて片面印刷と「単なる映画パンフレットとはワケが違うでしょ。」という品物ではあり、これはこれとして、明日より店頭にてご紹介いたします。

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