#205 6-1-6 Minamiaoyama Minatoku TOKYO
info@nichigetu-do.com
TEL&FAX:03-3400-0327
sitemap mail

detail

12/10/13 10月20日(土)より「ラブルールの版画展」スタート! 岡本太郎・自筆書簡6通はパリつながり


Warning: getimagesize(http://nichigetu-do.deci.jp/img/info_thumb/1350067402497.jpg) [function.getimagesize]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.1 404 Not Found in /home/users/2/deci.jp-nichigetu-do/web/navi/info/detail.php on line 146

■本日よりちょうど一週間後、10月20日(土)より、日月堂展示即売企画として、「Jean-Emile Laboureur ラブルールの版画展」を開催いたします。今年4月~6月、練馬区立美術館で開催された「鹿島茂コレクション2 バルビエ×ラブルール」で初めて知った方も多いラブルール。かくいう私もラブルールがモダニズムに接続する作家だという認識は、この展覧で初めて得られたものでした。バルビエやマルティ、マルタンなど、同時代のイラストレーターと比べるとどうしても地味に見えるせいか、日本国内にはあまり入ってきていない印象があります。
今回の展示即売会では、そんなラブルールの署名入りオリジナル銅版画を中心に、初期の木版画からラブルール夫人のサイン入り後刷、版画レゾネなど含め約50点をご紹介いたします。
ラブルールの版画は、基本的に自画自刻自刷。バルビエなどイラストレーターの作品とはこの点で決定的に異なり、本国フランスでは、ファインアートに位置づけられていると聞きます。版画手法はエングレーヴィング、エッチング、ドライポイント、木版と、作風によって多様に使い分けがなされています。キュビスムの影響が認められる作風、時にロシア・アヴァンギャルドにも通底するモチーフなど、20世紀初頭の時代精神に彩られた作品世界を見ることができます。
会期は10月20日(土)、23日(火)、25日(木)、27日(土)の4日間で各日12時~20時。小店店内のキャビネットと壁面を使っての展示となります。価格は夫人の署名入り後刷で1点12,000円よりご用意いたしております。
つい最近読んだ朝日新聞の鹿島茂教授のエッセイによれば、借金をしてまで本を買うようになったきっかけが、バルビエとこのラブルールだったのだとか。人生を変えてしまうかもしれないラブルール、この機会に是非、間近にご覧下さい。みなさまのご来場をお待ちいたしております。


Warning: getimagesize(http://nichigetu-do.deci.jp/img/info_thumb/1350067418054.jpg) [function.getimagesize]: failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.1 404 Not Found in /home/users/2/deci.jp-nichigetu-do/web/navi/info/detail.php on line 166

「はいはい分かりました。しかしそれにしたって今日ですか…。」というのが先ず頭に浮かんだ感想。狙いすましたようなタイミングで出てきたのが何というひとかバルビエ(←悪い冗談みたいです、本当に…)で、しかし自宅に持ち帰って確認してみると、ポショワールのプレートに欠け有! やれやれ。 本日、ラブルールと並べてご紹介する予定でしたが、事故申請のため、古書会館に一旦出戻りとなりました。予定外ということもあって慌てて差し替えたのが、岡本太郎の直筆書簡ハガキ5通・便箋2枚1通の合計6通。岡本太郎は原稿や署名本は時々目にしますが、原稿では署名のみ自筆で岡本敏子が原稿部分を書き、色紙もほとんど署名だけというケースが多く、自筆ものは珍しい。受取人は全て柳沢健の娘、柳沢和子(後、高木和子)。岡本太郎と柳沢健は、柳沢が外交官として赴任していたパリで親交を温めた間柄で、ハガキの内の1通は「柳沢健君遺稿刊行会」への返信であり発起人になることを承諾、他の5通からは、受取人との仲の良さが伺えます。しかも内2枚は差出人も受取人も国内に居るというのに何故かフランス語。消印を見ると、後に養女として迎える岡本敏子とは出会った頃と思われるタイミング。ややや、これはもしや…?と、ついつい妄想(多分)したくなるのですが、しまった!フランス語が読めない……。すみません。内容は現在調査中ということで、店に出すまでいましばらくお時間を頂戴いたします。
■今週はこの他、藤田嗣治の書簡1通渡邊一夫・草野心平・上林暁・木山捷平等日本ペンクラブ宛て葉書の一括が入荷いたします。バルビエはどうなりますことやら、来週の更新まで、こちらもいま少しお待ち下さい。来週は何はさておき「ラブルールの版画展」。ひとりでも多くの方のご来場をお待ちいたしております!

inquiry 新着品案内 / new arrival に関するお問い合わせ

お名前 *
e-mail address *
お電話番号 *
お問い合わせ 件名
お問い合わせ 内容 *
  * は必須項目です)

recent