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12/04/28 今週はお知らせだけでもヴォリュームが。新着品は、食料品関係商標スクラップ・ブックと和菓子の意匠。


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■ずぅーとせわしなく働いている気がするけれど、がしかし仕事らしい仕事になってないというのに、無体な、と思うくらいの早さで時間ばかりは経過してゆき、今年ももうゴールデンウィークではありませんか。あぁ。しかも、ゴールデンウィークが明けると、実は色々とスケジュールが入っていて、今週も先ずはもろもろご案内から。名古屋活版さんについてはその後もはっきりしたことが伝わってこず、まだまだやるべきことはあるのですが、今週はひとまずおいて。
GW中の店の営業は明日4月28日(土)と5月1日(火)のそれぞれ12時~20時時間は未定ですが5月2日(水)も店内作業を予定しております。5月2日(水)ご来店の場合には、必ず事前にお電話で在席をご確認下さい。4月29日、30日および5月3日(木)~5月7日(月)は連休をいただき、5月8日(火)から通常営業に戻ります。GW中は、いま一度スケジュールご確認の上、ご来店いただければ幸甚に存じます。
『森羅万象ミクロコスモス  ルリユール、書物への偏愛  Les fragments de Mの試み』がいよいよ5月10日(木)より、ギャラリー册・千鳥ヶ淵で開催されます(会期は6月9日・土曜日まで)。これは、伝統的な皮革製本術を日本、フランス、ベルギーで学んだ3人の製本家と、フランスで箔押しを専門に習得した1人の箔押し師からなるユニット Les fragments de M による作品展。会期中、「書物に溺れて」と題した特別企画 = 古書・古本の展示・販売に古書往来座さんとともに小店も参加させていただきます。小店からは、製本芸術関係書、愛書狂がつくった書物、書物狂に関する本、そして本棚関係の古い商品カタログなど、“書物をめぐる書物”を出品する予定。


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けれどそれは二の次三の次、先ずは卓越した技術によって裏打ちされた豊な発想と優れたセンスあふれるルリユール作品を、会場に居る4人のMの誰かに導かれつつ子細にご覧いただける貴重なチャンス、こればかりは是非、お見逃しになりませんように!
5月12日(土)には、オープニング・レクチャーとして鹿島茂教授による「私の愛書歴と、ルリユール」も開催されます(有料)。詳細は、必ず下記のサイトでご確認下さい。
 【 ギャラリー册 】  【
レ・フラグマン・ドゥ・エム 】 
小店展示即売企画『リュシアン・ヴォージェルの仕事から - バルビエ、ルパーブ、マルタン、マルティとパリ・モードの時代 』は5月17日(木)から。これが本年上半期小店の最大の山場、険しかろうな、の峠越え、となるはずなのですが、詳細はこちらの見た目小さいスペースで。必ず!お見落としなきよう!!ご覧いただければ幸いです。
■続いて6月5日(火)からは、西神田のスタジオイワトで『内澤旬子のイラストと蒐集本展』がスタートします。会期は16日(土)までで、内澤さんがこれまで描いてきたイラスト原画を本邦初、販売しようというもの。内澤さんの直筆原画としての価値はいうまでもなく、『本に恋して』『印刷に恋して』など、そこに残された入稿作業の痕跡含め、今後消えゆく産業や技術の精細な資料としての意味をもつのではないかと思うと、実は古本屋としても目が離せません。
私がお手伝いさせていただく「蒐集本」では、牛の血を固めて作った変わり種から螺鈿やレリーフの施された袖珍本サイズの祈祷書を中心に、韓国の古活字本、挿絵が面白い和本、ご自身が手掛けた手製本まで、バラしてしまうのが惜しいユニークなコレクションをこちらも放出、販売。1冊1冊、旅の記念に、あるいは文字や組版に関する興味で、など、「何かしら絶対に理由があって買ったもの」と仰る内澤さんには、是非そのお話をお聞かせ願いたいというので、6月6日(水)午後6時半より、内澤旬子さんによるブックガイドが実現することになりました。日月堂はこのブックガイドの聞き手を務めさせていただきます。参加費2,000円(1ドリンク付)で要予約25人のみで、残念ながら4/28で満員御礼となりました。悪しからずご了解いただけますよう…。


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いやはや長い。現在午前1時40分でやっと新着品。以下、走ります。1冊の表紙に「レツテル ドンナレツテル?」と墨書きされている食品関係を中心とした戦前の商標スクラップブック2冊(但し1冊は貼込点数少々)。三越、高島屋、白木屋、中村屋などの各種食品、森永コーラス、キューピーマヨネーズ、カゴメケチャップなどの古ぅ~いラベル、パイナップルやマンダリンオレンジなど缶詰の腹巻、ベリージャム、バタピーナッツ、チョコレートなどいずれも高級食品のオンパレードに混じって、ハムライスの素(別メーカーで数種有)、ジミール入サンドウヰツチ(それって何?)、詰合わせパン、白魚紅梅煮、うづら山吹漬15羽入!串刺焼牛肉!!小鳥照焼特製10羽詰!!!なんていうのまで出てきて、日本人たら一体何を食べてきたのか興味は尽きません。それにしてもこのスクラップ帖の製造者、これだけ贅沢なものを食べていたら痛風か何か患っていたんじゃないのと思って見ていると、出てきました。「築地新薬研究所 メットーゲン 糖尿病内服薬」のラベル。吉備団子や羊羹のと並んで。こうなると、糖尿病もまた蒐集趣味の一環のように見えてくるのでした。どれも見事なデザインです。
■個人的についつい手が出てしまうお菓子の意匠集。10冊まとめて出品されていた内、全点多色木版刷の2冊を画像にとりました。左側の3点が昭和4年、右側が大正14年、ともに東京下谷・吉川梅次郎商店の発行です。季節や干支をモチーフに、抽象化されたデザインは、実に完成度の高い見事なものばかりです。
連休が明けると、スケジュール的に見て自分でもあっと驚く綱渡り状態ですが、いずれも要注目。みなさまのご来場、ご参加をお待ちいたしております。あ。もちろん、ご購入も、何卒よろしくお願いいたします。

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