■今週の新着品からは…今週半ばに画像とともにアップします。いましばらくお待ちください。 ■ウェブ版特集目録「机上のK.K氏」のデータ入力が漸く終了。掲載点数230点に対しデータはA4で60枚…。誰が読むの?といった感じですな。何やっているんでしょうわたしは。といいながら明日からは商品の撮影と取り込み・加工の作業に入ります。何日かかるのかもはやわたしにも分かりません。 ■今週の「日曜美術館」ではいい言葉に出会いました。まずは若冲の言葉「具眼の士を千年待つ」。今回展覧会に出品しているコレクター氏からは「日本語が読めなかったから良かったのでしょう。落款や署名などは分からないので、ただ作品の良し悪しだけで集めたのです」。名前を消し、あるいは名前が消えたとしてもまだ力を備えるものは、眼をもった存在がありさえすれば生き残り、いつか評価されるのだという道筋を、両者が見事に見せてくれました。古本屋の仕事というのもまた、世評や「いま」人気の商品を追うことにあるのではなく、「具眼の士」として何かを見出し、定位は後に託すというのが本来の役割なのではないかと、何やら壮大なことを考えてしまいました。続いて見たNHKの「ワーキングプア」特集で、しかし一気に夢萎む。というオチもついてました。