■オリンピック開催期間中、店の営業は休業いたします。このため、2021年7月の店の営業日は残すところ 7月13日(火)、15日(木)、17日(土)、20日(火)の4日だけとなります。
また、12日より4度目の緊急事態宣言発出により、上記の4日についてはアポイント制とさせていただきます。ご来店の際には予めご予約をお願いいたします。
入店時には不織布マスクの着用と店内入り口での手指の消毒をお願いいたしております。
ご不便をおかけいたしますが、ご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
■営業再開は8月10日(火)を予定しておりますが、コロナウイルスの感染状況によっては、そのままお盆休みに入ることになるかも知れません。
オリンピック開催に伴う臨時休業期間中も、HPの更新やSNS(Facebook、Instagram、Twitter)への投稿は続けますので、営業に関する最新情報についてはHPまたはSNSでご確認いただけますようお願い申し上げます。
■画像は過日オークションを賑わせたとか仄聞する『松竹座ニュース』のメトロポリス上映告知版。封切館である松竹座関連の印刷物でメトロポリスの「チラシ」というのは実は小店未見です。今回ご紹介する小店所有のような挟み込みが一般的で、1枚の独立したペラで入手したことはこれまで1度もありませんでした。手元にあるのは通常の週報中面4Pの小口側に糊付けした格好ですが、糊付けしていないものもあるので、或いはいきはぐれたペラだけで出てくることもあるのかも知れません。ですがしかし、例えば円形の型抜き部分があるものの場合、挟み込んだ状態に戻してみると、型抜き部分にはそれにみあったデザイン処理が施されています。無暗に穴だけ開けてみましたというわけではないことが分かります。100年近く昔の映画の週報のデザインなんて行き当たりばったりだろうなんて思うのは早計です。1920年代のニッポンでだって優れたデザインにはちゃんと理由がある。薄くて小さなペラだからこそ、扱う時にはそこに宿っている仕事にちゃんと耳を傾けたいと思います。
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