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07/07/07 Information

■ネット環境も安定…と思ったのも束の間、自宅のパソコンがやはり絶不調。近々抜本的な解決を図りますが、このため月・水・金・日曜日にいただいたメールへのご返信が遅れる場合があるかと思います。大変恐縮に存じますが、ご連絡に際しましてはご留意いただければ幸いです。 店は来週も火・木・土曜日の12時~20時で営業いたします。お盆の頃までは堅調に営業の予定です(とはいっても…週三日…すみません)。 ■今週も通常の市場はお休み。なので、新着品は、ストックに回したまま全く忘れていたものから掘り出した二点です。画像上は1966年に発行された『Philip Jhonson Architecture 1949-1965』(初版) 。カバーに欠けありイタミあり、で、これは養生してから店へと思い、そのまま放ったらかしにしていたのを久しぶりにひっぱり出してみたところが何と。見返しに英文の献呈署名が!-日本人K.S氏(正体不明)に宛てられた署名には、識語も添えられており…これを発見した時の気持ちというのは、洗濯物のポケットから忘れていたお札が出てきた時の気持ちととてもよく似ていました。写真中心のビジュアル・ブックですが、テキスト・資料33Pに設計図も添えられて、内容的にも手ごたえある一冊です。

さて、画像下の一冊はといいますと、ドイツ語なので調べるのは後回しね(色んな理由で後回しになるんですが)…と勝手に怠惰を決め込んでいたなかからの掘り出しもの。『System-Design Bahnbrecher:Hans Gugelot 1920-1965』は、1984年にミュンヘンの美術館で開催されたハンス・グジェロによるプロダクト・デザイン作品展に際して発行された図録。全138Pのうち60Pがデキストに当てられた資料性に傾く内容ながら、その名を知られたブラウンのシェーバー、ハンブルグの市電から、オフィスのシステム家具やテレビ、果てはビール用のコンテナケースまで、その足跡を記す製品の数々が図版とともに収められています。ミシンやカメラなど、製品化されたアイテム自体が「往時の先端商品」を示しており、その点でも興味深い歴史資料といえましょうか。 ■建築にプロダクト・デザイン…何でまた今。というのにも理由があり、渋谷パルコ・ロゴスギャラリーとの共同企画で今年も10月に企画展を開催することになりそうです。テーマは“廃墟・工場・製造機械部品”。この件が浮上したのに慌てて、機械・建築関係の書籍・雑誌のストックを見直し始めたという次第。企画展についてはこれでは何だか全然わからないと思いますが(…私もまだよく分からない。というのも企画展ではいつものことですが)、詳細決定次第、随時このページでお知らせいたします。「今年は夏休み、ちゃんととるもんね」の願いも空しく、今年の夏休みは汗と機械油とにまみれて働きます。多分、真っ黒。でも真っ青にならずに済めばよいか-これが目下のささやかな願いであります。

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