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07/06/16 Information

■明日6/16(土)、店は通常通り営業いたしますが、夜より地方出張に出て、帰京は18(月)夜の予定。「雑書目録」等の通信販売は18(月)まで、実質的にお休みさせていただきます。この間のご照会、ご連絡には火曜日以降、順次ご連絡申し上げます。ご不便をおかけいたします。どうかお許しください。来週も店は火・木・土曜日各日12時~20時で営業いたします。 金曜日は神保町の市場「明治古典会」へ。以前は年に数度は市場に出て、それほど頑張らずとも落札できていたのに。久しぶりに出てきたら状況は大きく変わっておりました。『NOUVELLES COMPOSITIONS DECORATIVES』シリーズ1・2の二冊はパリで発行された石版刷の図案集。各刷ともポートフォリオに未綴じのプレートが48点ずつ収められています。作者はSERGE GLADKYとあり、無刊期ですがアール・デコ盛んなりし1920年代の発行と見て間違いないでしょう。シリーズ1は抽象的なコンポジション、シリーズ2は動物や昆虫、魚などをモチーフとした図案となっています。アール・デコの図案集は何度か扱ってきましたが、今回のこの二冊、とくにシリーズ2の動物モチーフの例は珍しく、全体に図案というよりも作品集といった感が強いのも特徴。微妙な中間色の組み合わせなど「さすがはフラン

ス」と唸らせられます。しかし。再改メまで札を入れ直して、落札価格を見た時にはもっと唸りました。あちらではよく、プレート毎に2~3千円でバラ売されているものですが、日本でももはや限りなくこの値段に近づいてきてしまったようであります。これもまた、当分在庫品。はい。そのようで。 ■お次は小店好みの戦前・海外渡航関係。当時、台湾銀行にお勤めだった某氏が昭和8年に香港を発し、アメリカ西海岸まで渡航した際に入手した、主に日本郵船がらみの紙モノです。しかし、この手のモノの出方としては点数が少なく、上陸後の某氏の足跡まで辿れないのがいかにも残念。モノの向こうに人の姿が立ち現れる-そんな時、紙モノは単なる紙ではなく、物語へと姿を変えて迫ってきます。かつては旅の出発地点から帰国まで、日時が追えるのではないかと思うほど、レシートや切符の類までまるまる残され、それがそのまま市場に出品されていたものですが、最近はそうしたケースがめっきり減りました。このHPをご覧の方のお宅に、とくに戦前の渡航にまつわる紙モノ・小冊子が残されていましたら、是非、小店までご相談ください。「ちょっと待て。捨てちゃう前に日月堂」。よろしくお願いいたします。ちなみの海外渡航関係の紙モノはバラ売りの予定です。この他、ジグ描くところの「ミスタンゲット」のコスチューム・デザイン直筆原画なども入っております。

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