■以前から気になっていた戦前の番組。昭和初期の「東京劇場」の番組の内、三越の広告には杉浦非水の手がけたものが散見されます。番組を番組としてではなく広告から見る。細かく目を配り、場合によっては読み替える。そのあたりを徹底しないことには、買うべきものが見つからなくなる …… 紙モノ・背のないものはこれまでも扱ってきましたが、さて、それだけでやっていこうとすると、こうした事態に陥るのだということに今頃になって気付きました。「後悔先に立たず」のお言葉通り。
それにしても「ひすゐ」と非水デザインとみられる広告、モダンです。
*2017.04.06.完売いたしました。