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16/12/03 年内更新はあと1回 先ずは目前の仕事を片付けることに専念します。


■仕事の遅れをいいことに、先週はとうとう何のお断わりもせずに更新をサボるという、自分で自分の首を絞めるところにまで至った日月堂です。こんばんは。おひさしぶりです。
年明け1月18日から1月23日まで、松屋銀座店で開催される「第33回 銀座 古書の市」にまた参加させていただくにあたり、初めての幹事役が小店にまわってまいりました。こういう時に限ってこれまでにないモンダイが発生したり、そ の余波で目録のページ数を急遽増やしたり、共通ページの校正をしたり目録部数を決定したり、目録発送用名簿の提出をお願いしたり、昨年の会場プランを白紙にして参加店の希望台数分の什器のレイアウトを考えたり … ややや。こんなにやることがあったとは。と云う日々が続いております。
しかも12月は大きな市場が続きます。来週が資料会大市と南部支部入札会、20日が洋書会歳末市、23日クリスマス大市。その間に「銀座 古書の市」の会場用商品の仕込みもしないといけません。もうほとんど綱渡りの日々。
しかし何より、「市場で全然愉しめていない私。」と云うのが大問題でありまして、自分で愉しめないものをどうしていかにも面白そうにご紹介できましょうか!--- そうです。新着品更新が滞る最大の原因は、こうした店主の煮詰まり具合にあるのでした。いやもう完璧なスランプ。
実際に、作業が錯綜を極めそうな状況と、かくなる心境とにより、年内、新着品のご紹介はできてあと1度くらいでしょうかねえ。残りの時間はとりあえず目の前の仕事を片付け、気持ちを立て直すことにあてさせていただきます。悪しからずご容赦下さい。

まだいつになるかは予定がたちませんが、2016年内、あと1度の更新まで(1度はやります。できるだけ…)、また少しお時間をいただけますようお願い申し上げる次第です。
尚、年内の営業については左上「営業日案内」とFacebookでお知らせいたします。こちらは随時チェックをよろしくお願いいたします。

画像1点目は目録ページ数を増やすに際し、当ページでのご紹介をすっ飛ばして目録掲載に直行した商品のうちのひとつ『ばっくしーと』No.1~3。日本ラヂエーターの広報用小冊子なのですが、画像中にクレジットした名前でお分かりの通り「グラフィック集団」の面々が好き勝手をやった成果とでも云うべきものであります。体裁としてはあくまで小さな冊子はありますが、とてもPR誌とは思えない内容は、ひとえに剛毅なクライアントあってのものだったかと思われます。
折角なのでもうひとつ。やはり目録増ページにあたり塩蔵していた在庫品という名の地層から発掘しました。裏面の書き込みから1960年5月、都市センター ホールで開催された「舞台実験室展 No.4」に出品された野心的前衛作品と見られる写真。舞台上、配電図のような理数学的図面上に張られた糸を舞台背景に控えるデューク・エリントンが手 繰っているように見える、その名も「デューク・エリントン」という作品。舞台実験室については小店でも一度ご紹介したことがありますが(こちら →http://www.nichigetu-do.com/navi/info/detail.php?id=584) その際には落ちていた「河原温」が名を連ね、かつまた北園克衛などとともに河原も寄稿している「特集 舞台実験室」を掲載した『演劇雑誌 四季 4』(1958年8月 劇団四季発行)とともに出現。なかなかいかした「デューク・エリントン」が一体誰による作品なのか、「舞台実験室展 No.4」がどんなものだったのか、依然全く手がかりが得られぬまま、従って目録掲載どころか値段をつけることもできず、またしても塩蔵へと舞い戻ることになりそうな難物であります。

 

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