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07/02/04 Information

■先ずは当面の営業日程について。店は今週~来週、火・木・土曜各日12時~20時営業いたします。今月は恒例のパリ仕入れ旅のため、2月18日(日)~3月2日(金)まで、店・ネット販売とも臨時休業の予定です。どうかくれぐもご留意のほど、お願いいたします。 「ジェオグラフィカ」さんの小店コーナーに、先週水曜、商品を新規追加いたしました。テーマは「旅」。エアライン発行の冊子・パンフレットやホテルのレターヘッド、世界の紙幣コレクションなど、見て楽しく使って面白い紙モノが中心です。こちらも是非是非よろしくお願いいたします!! ■そして今週の新着品。上の画像は「明治製菓チョコレート・キャラメル」の空き箱。印刷と紙質・紙の使い方、日本語が右側から記されていることなどから、おそらくは戦争突入直前のものではないかと思われます。国内・海外取り混ぜた絵葉書などの紙モノと一緒に出品されていたのを落札。絵葉書も火曜日には店頭に出せそうです。お楽しみに。

次はフランスの雑誌『beaute magazine』創刊号。無刊期なので断言はできませんが、中面にまで金を使ったアール・デコ装飾が施されていることなどから、1920年代半ば~後半頃の発行と思われます。表紙も中身もタイトル通り当時のビューティーマガジン。といっても女性誌というワケではなく男性も含めて、というところがいまとはちょっと違うようです。当時のボーテ=美はあくまで「肉体美」。男性の場合はギリシァ彫刻を人に置き換えたような男性ヌード写真で表現されています。それにしても「お盆」だとか「葉っぱ」だとかで前を隠すというのは何やら宴会芸のようでもあり…いいんだろーか。女性は女性で鼻にチューブを突っ込まれたり、野外雑草の間から文字通り大根足がにょきにょき一列に生えてたり(←みんなで体操しているんですけどね)、で、タイヘンなことになってます。いまも昔も「美」を体現するのは、どうやら簡単なことではないようで。加えてこの雑誌、いかにも高級雑誌の雰囲気を漂わせていて、「美はそれなりにお金をかけて買うもの」であることは、この当時から変わらないようで。人間が「美」をお金で購うようになったのは、いつ頃に始まるものなのか? はたまた時代によって美意識は、或いは身体感覚というものは、どのように変遷してきたものなのか? 等々、眺めれば眺めるほど好奇心を刺激される一冊です。

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