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15/11/28 来週木曜日のご来店の際にはご注意下さい !

■新着品の方にも書きましたが、来週2日(水)・3日(木)の両日開催される資料会大市のため、3日(木)については営業未定となっております。
1日(火)・5日(土)はそれぞれ12時より20時で通常営業いたしますが、3日(木)にご来店をご予定のお客様にはお電話で在席をご確認の上でお出かけいただければ大変有難く存じます

ご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。
■こちらの画像は11月26日午後10時30分現在の日月堂店内の様子。実に不愉快なことにはとっ散らかっております。明年1月20日からの「銀座 古書の市」の仕込みが始まっております。かくしてまた今年も12月を迎え、おそらくはその延長線上に新年を迎えることになりそうです。ああ、身軽にさばさばと新年を迎えられるようになるのはいつの日か…。
■新着品の方で使った画像はマッチラベルを官制ハガキに貼り付けたもの。何か紙モノを落札した際に一緒に入荷したのだろうと思うのですが、いつ、どんな状態でだったのか、さっぱり記憶がありません。ともかくそんな紙モノをひっぱり出しては「銀座 古書の市」の会場用にと準備を進めているわけですが、驚くべきことに「白山南天堂書房階上 音楽と喫茶 茶苑レバノン」のマッチラベルを発見しました。
伝説の、あの南天堂です。寺島珠雄の著書『南天堂 ―松岡虎王麿の大正・昭和-』で知られるようになったとはいえ、まだまだマイナーな南天堂は、その2階にあった喫茶店兼レストランが大正から昭和初期にかけて大杉栄と伊藤野枝、高橋新吉、岡本潤、小野十三郎、林芙美子等々、アナキストやダダイスト、前衛詩人や作家のたまり場として知られた特別な場所。かつて、 南天堂書房の外観写真を使ったマッチラベルを見たことがありますが、談論風発はたまた一触即発の交わりが夜な夜な繰り広げられたと云う「2階のレストラン」のマッチラベルは初見です。デザインは吉田謙吉を思わせるところ がありますが、さて、誰の手によるものでしょうか。
また「小石川 文化アパートメント」は、ヴォーリズの設計による日本初の洋式集合住宅。マッチラベルも和洋の要素をきちんと消化した瀟洒なデザインです。
それにしても、こんなものに気づかないまま(よく落札できたものです)放ったらかしていたとは。古本屋としてどーよ。反省したところで今年もあとひと月ばかりです。



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