UBC '08 Vol.11![]() UBC '07 出品目録 特集 机上のK.K氏 |
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2007.東京.町工場より
印刷解体Vol.3 LAST! 学校用品店 印刷解体2 印刷解体1 東京・山の手・昭和三代 11月29日更新 |
| BOOKSPRINTED MATTERA LA CARTE |
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OLD, RARE, UNIQUE, BOOKS
bk47 花とパイプ
春山行夫 /第一書房 /昭和11年 初版 /四六判 並装 カバー欠 /362P 少図
4,500円
■状態:背焼け少傷
■時流を背景とした芸術全般にわたる論考中心の散文集。西洋のモダアニズム、純粋詩、機械はバラの如く美しい、音響のポエジー、ハイヴラウの精神、エスプリ・ヌウボオ、シュルレアリストの遊戯、天の手袋、コクトオとルナアル、キュウビズムの時代、コント論等45,篇。
bk46 趣味の近代層
星野辰男編 仲田定之助、蔵田周忠、濱田増治、伊東深水他 /朝日新聞社 /昭和5年 初版 /四六判 並装 函付 /366P 図版多数
SOLD OUT
■状態:函上端僅かに欠け・背少傷 三方少焼け
■“最近では非常にモダン化し”た「趣味」について、“斯界一流の学者、研究家、蒐集家、探検家を煩わし、その近代趣味、新興常識につき執筆”させたアサヒグラフでの連載企画をもとに、原稿・項目等を増補して書籍化。各執筆者が“苦心蒐集又は撮影された秘蔵の写真”に版元写真班が“特撮”したものを加えた328点の写真が収められている。
宮下「今日及明日の工芸」、蔵田「室内工芸の尖端を見る」、伊東「美容の変遷」、相羽宥「飛行機の今昔」、井上芳佐「現代兵器の趨勢」、鈴木吉五郎「趣味の熱帯魚」、小林信三「洋犬の話」、宮本勢助「雪国の服飾」、西村貫一「蔵書票に表れた言葉」、瀬川孝吉「台湾の蕃地を訪ねて」、吉田謙吉「吸殻から見た世相」、橡内吉胤「都市美とポスター」等38篇。画像は左から函、本の表紙、本文頁より宮下「マネキンに就て」の部分。
bk45 トオキイ音楽の理論と実際
レオニイド(=レオニード)・サバニエフ著 掛下慶吉訳 /赤塚書房 /昭和13年 初版 訳者献呈署名入 /四六判 上製 /157P少図解+口絵写真4P・7カット
SOLD OUT
■状態:背上端擦れ有 三方少焼け
■“怖らくトオキイ音楽の理論と実際に関する世界に於ける最初の著作”であろうという『Music For Films』の翻訳。サバニエフはこの当時“トオキイ音楽=マイクロフォン音楽の研究に没頭して”いたという。訳者は文化学院在学中より創設当時のP.C.L「写真科学研究所」に研究生として入社した後、雑誌『トオキイ音楽』を発行。また当書翻訳当時は東宝東京撮影所音楽課に席を置いていた。書籍は以下の十章にまとめられている。トオキイ録音の知識、マイクロフォン就いて、トオキイ美学論、トオキイ音楽の作曲法、トオキイ音楽の楽器編成、トオキイ音楽の指揮法と同時性、音楽ダビングに就いて、トオキイ・フイルムのモンタアジュ、ミキシング、発声漫画音楽論。巻頭の口絵写真には成瀬巳喜男「鶴八鶴次郎」、斎藤虎次郎「エノケンの法界坊」などの撮影風景。
bk44 メイエルホリド研究 露西亜文学研究第一輯
露西亜文学研究会(米川正夫、金田常三郎、熊澤復六、八住敏雄) /原始社 /昭和3年 初版 /B6判 上製 /139P図版含む+別丁図版多
18,000円
■状態:背の約4分の1欠け 見返し一ヶ所少傷
■米川「私のメイエルホリド観」、金田「メイエルホリドが幼年・少年・青年期」、熊澤「十月革命前のメイエルホリド」、八住「十月革命後のメイエルホリド」の4篇に、同人語を付す。また、巻末には「露西亜文学研究会設立の趣意と希望」「会員規定」を収める。1905〜1912年の「演出目録」等資料含む。
bk43 表現派の芸術
佐久間政一 /日本美術学院 /大正11年 初版 /B6判 軽装 /196P図版多
15,800円
■状態:背極少焼け
■第一篇「表現主義小史」は“参考書オスボルン『芸術史』”に依拠した表現主義の成立、発達に関する“純歴史的叙述”。第二篇「表現主義の理論と方法」は“George Marzynski著のDie Methode des Expressionismus”より“大体を取”ったもの。第三篇「印象主義と表現主義」は“Franz Landsberger著のImpressionismus und Expressionismusを取ってこれを翻訳”したもので、対象は文学を除いた“造形美術の世界だけに限定”している。
bk42 新興芸術の烽火
神原泰 /中央美術社 /大正15年 初版 /B6判 軽装 /144P図版含む+カラー口絵1葉
57,000円
■状態:表紙シミ点有り 背少焼け 二箇所に極薄い赤鉛筆書込(「 及び 」印)
■“この本は主として四つの目的の為めに書かれている。/即ち/(一)芸術の死亡と造形の誕生/(二)造形芸術に対する私の考への歴史的発展/(三)人生のスポーツ化による芸術のスポーツ化/(四)新しい造形の烽火”(著者序文より)。
第一回神原泰宣言書、アクションについて、生活へ生活へ動く生活へ、新しい造形に向つて、絵画の一般的転回等全10篇を収める。
bk41 アトリエ 第7巻第1号 超現実主義研究号
川路柳虹 北園克衛 古賀春江 竹中久七 他 /アトリエ社 /昭和5年1月号 /A5版 /160P+別丁図版多
21,000円
■状態:背の一部に欠けと赤マジック線引3cm程度 本文美
■日本におけるシュルレアリスム初期の主要文献のひとつ。特集は川路柳虹「超現実派について」、中川紀元「超現実と超写真」、北園克衛「超現実主義論」、竹中久七「シュールレアリスム研究」、外山卯三郎「超現実派概観」、伊原宇三郎「シュールレアリスムとキリコ」、古賀春江「超現実主義私感」、中山巍「超現実主義雑言」、阿部金剛「「屋根の上の牛」にて」、「超現実主義批判」(板垣鷹穂、蔵田周忠、龍膽寺雄、稲垣足穂、神原泰、矢部友衛他)の全74ページで、原色版・別刷写真版にはエルンスト、クレー、ピカビア、イブ・タンギー、アルプ、マッソンら海外作品多数と古賀、川口軌外の作品がとられた。
本号ではこの他、第二特集として「中堅二作家論」=中川紀元論(矢部、古賀他)・福田平八郎論(榊原紫峰他)、神崎憲一「日本画における東西二派」、展覧会月報として「チェッコ出張日本展」、「浅井忠遺作展」などを掲載している。
bk40 アトリエ 第6巻第5号 新形態美断面号
村山知義 仲田定之助 神原泰 今井兼次 他 /アトリエ社 /昭和4年5月号 /A5版 /200P+別丁図版多
28,000円
■状態:背の一部に欠けと赤マジック線引3cm程度 本文美
■機械美をはじめ、当時見出されつつあった“新たな時代の美”を多角的に考察した画期的な特集は、日本におけるバウハウス紹介者としても知られる仲田定之助の総論的「新形態美説」に始まり、村山知義「最近の芸術に於ける機械美」、神原泰「スポーツに於けるフォームの美」、森口多里「現代工芸に於ける形態の近代性」、中原實「新形態としてのドイツチュツウムとアメリカニズム」、濱田増治「光の芸術形態−その行く道」、金丸重嶺「写真の新表現」、今井兼次「僕はル・コルビュジエに逢った」の8編の論考から成り、これら論考中には多くの図版が添えられている。
また、巻頭の原色版、別刷写真版でも「穀物倉庫」「鉄橋側面」「競走自動車」など、特集に関連した図版を多数紹介。テキストと図版とによって、新時代の美に対する捉え方や見方を総覧する内容となっている。画像二点目は写真版のうち、「ル・コルビュジエと其半面画像」と記された一点。
本号ではこの他、「日本工芸美術会第四回展覧会合評」をはじめとする工芸美術の小特集や小島虎次郎、吉川霊華、松籟荘主人(湯田玉水)三氏の追悼記事、税所篤二「ヴラマンクの時談」、展覧会月評として「資生堂展」、「魯山人の陶器」などを取り上げ掲載している。
bk39 アトリエ 第6巻第9号 特集・商業美術研究号
渡辺素舟 濱田増治 杉浦非水 外山卯三郎 他 /アトリエ社 /昭和4年9月号 /A5版 /168P+別丁図版多
SOLD OUT
■状態:背の一部に欠けと赤マジック線引3cm程度 裏表紙に少汚れ 本文美
■特集「商業美術研究」は、濱田増治「商業美術の主張」、渡辺素舟「広告と大衆」といった論説から高木長葉「化粧品容器とフランス製品」、水田健之助「モダーンサインとしての“ギュベール”広告の研究」などの事例研究、杉浦非水「日本に於ける欧風図案の回顧」など歴史、宮下孝雄論、濱田増治論(仲田定之助他)等の作家論まで充実。これにあわせ、巻頭の「別刷写真版」にもカッサンドルやルーポのポスター、マネキン、店内装飾等が含まれる(画像二点目参照)。
また、本号では外山卯三郎「バウフォルメン・デル・ツァイト」、松成信夫「新興建築理論と其発生史」、坂城一郎「建築家の工芸的先駆」など、建築についてもまとまった寄稿が見られる。この他、税所篤二訳「荘園の怪 アンリ・ド・レニエによる」二段組3P、田澤良夫「三十六人集の散逸に就て」、峰岸義一「カメレオニズムへの自転」等。巻頭原色版はこの年に発表された古賀春江「素朴な月夜」など。
bk38 アトリエ 第7巻第7号 特集・巴里を語る
伊原宇三郎 阿部金剛 杉浦非水 他 /アトリエ社 /昭和5年7月号 /A5版 /168P+別丁図版多
4,500円
■状態:背の一部に欠けと赤マジック線引3cm程度 裏表紙に少汚れ 本文美
■巻頭記事は「帝展問題(7)」=和田英作のインタビュー、板谷波山・石田英一らによる対談「第四部における自作と他作の問題」。
特集「巴里を語る」は、伊原宇三郎「巴里美術案内」、宮澤勝「リューカンパーギュ・プルミエールと浮浪人」、阿部金剛「仏蘭西女学生気質」、里見勝蔵「巴里から東京へ」他、小寺健吉、向井潤吉等が寄稿。本文中には写真も多数。
この年5月に没した「下村観山氏を追悼す」として、安田鞍彦、前田青邨、川端龍子の寄稿あり。この他、川路柳虹「新しき写実と折衷」等の寄稿、「展覧会月評」は北園克衛、浅野猛府、硲伊之助など。
bk37 巴里横丁
松尾邦之助 /鱒書房 /昭和28年 初版 /B6版 軽装 帯付 /582P+別丁写真多 巻頭写真・本文挿画入
2,300円
■状態:本にやや歪み・表紙に少シワ 天に二箇所小シミ
■“滞仏二十年、“恋人”パリに青春をささげつくした著者の、これはこよなき、パリの裏案内記!”(帯文)。パリの芸術家たち、ギニョル劇、公娼廃止後のパリ、娼家の思い出、無帽・無チョッキとコカコラ化、街の物価、失敗したレジスタンス、人物印象・会見記(マルロー、ゲノオ、デュアメルとマザラン図書館)他。
口絵は「EPS特約 中原淳一撮影」、装丁・挿画は佐伯米子による。
bk36 北米東西南北 「飛行機とバスの窓から」続編
久留島秀三郎 /相模書房 /1951年 初版 /四六判 布装 函付 /582P+別丁写真多
1,800円
■状態:本背少黄ばみ
■財界人であり、日本におけるボーイスカウトの設立にも力のあった著者が、当時経営に関わっていた鉱山関係の視察に赴いた際の見聞をまとめた紀行本。ニューヨーク雑感、キャナダの旅、サンタフェ・トレイル、ニューメキシコ縦貫、ポッタシュ鉱山と工場見学、アラスカといふ所他。函はパンナム、ノースウェストなどエアライン各社のバゲッジラベルをあしらったデザイン。
bk35 JAZZ・ブロードウェー 世界大都会尖端ジャズ文学
フィリップ・ダニング ジョージ・アボット 北野浩訳 /春陽堂 /昭和5年 初版 /四六判 上製 /431P 別丁写真入り
12,000円
■状態:背傷有 1〜200Pにかけて小口側上端の余白部を中心に水シミ
■1929年に公開された映画「ブロードウェイ」の原作戯曲の翻訳。見返しや別丁写真には、この映画のスチール写真が使われている。装丁は、当時の「ゲブラウス・グラフィック」誌に掲載されている香水のためのショウカード(ロバート・L・レオナルド 下の画像参照)のイラストをそのまま使用している。
bk34 組曲・グロテスク巴里 世界大都会尖端ジャズ文学
シイ・アンドリユウス 青木賈訳 /春陽堂 /昭和5年 初版 /四六判 上製 /387P 別丁挿画入り
12,000円
■状態:背角極少傷 本文頁良好
■蚤の市、中央市場付近、地下のキャバレー、古本屋、祭り・縁日など都市・巴里を巡りながら、ある場所・装置を契機に綴られた短篇連作。挿画は元版からそのままとられたものか。
bk33 随筆・世界を描く 五十人集
竹内夏積編 /立命館出版部 /昭和10年 初版 /四六判 軽装 /563P
6,500円
■状態:背極少退色 三方少埃シミ
■政治、経済、文芸、ジャーナリズム等各界著名人の集まりである「聞人会」の創立一年を記念して発行された書籍。会員全50名の随筆を収める。編者・竹内夏積は同会の代表会員で、“『聞人』の義は『名流』の意であり、社会各方面の『粋』の意でもある”と述べている。とくに一貫したテーマが設けられているわけではないが、海外紀行を多数含む。山田純三郎「孫文の雄図を懐ふ」、尾崎敬義「袁世凱に会った記」、大宅壮一「当世さくら哲学」、永田龍雄「ジョセフィン・ベエカア」、近藤浩一郎「巴里日記」、新居格「上海−香港−広東」、小汀利得「月給取は皆貧乏さ」、清澤洌「接吻の種々相」他、国枝史郎、吉川英治、村松梢風、田中貢太郎、白井喬二、水島爾保布、尾崎咢堂、長谷川如是閑、永井瓢斎、松岡洋右、小日山直登等。
bk32 西洋笑府
和田萬吉編 庄野宗之助画 /弘文館 /明治37年 再版 /18.2×11.5cm 軽装 /322P+巻末略註53P カラー含む別丁口絵入
8,500円
■状態:表紙傷及び上角端少欠 天汚れ
■実話、創作を取り混ぜた欧米の逸話や笑い話217篇を翻訳、所収。欧米の語学教育書に採録されたものが多いというが、教育書としての“高尚なる地位”を期待するものではなく、むしろ娯楽として提供し、欧米への関心を喚起するものだという。挿絵は“今本に於て始めて加え”ている。挿画にはフルカラーも多く、中には一部手彩色の痕跡が認められる。
bk31 ジャヅの欧羅巴
馬郡健次郎 /萬里閣書房 /昭和5年 六版 /四六判 軽装 /317P
10,000円
■状態:表紙・背少傷 裏表紙の一部退色 巻頭より約100Pまで小口側下方余白部に水シミ 225P以降巻末までノド側水シミ有 272Pより巻末まで天側余白部水シミ有
■『英国の労働党と人物』、『熱血宰相』の著作をもつ著者が、“ありのままな欧洲世相をしるした”一冊で、喜多壮一郎に捧げられている。内容的にはいずれも軽く短い読み物の体裁でヨーロッパの各都市の各種事象についてつづったものだが、“此処に納めた色々な題材には硬軟とりどりではあるがその間一脈のジャズ気分が流れている事を見逃してはならない”のだという。英国のモーターカー、ロンドンの日本人村、ロンドンの貧民窟、英国のゼントルマン教育、花の巴里とエッフェル塔、巴里娘の見た日本のキモノ、黒シャツ党とムッソリーニ、ツェッペリンの欧州征服、伯林の壮観、入露の失敗、大連の夜店、思ひ出のパリーカフェー、ジャズの非難、ジャズの賛歌他。
bk30 増補・欧米漫遊留学案内 欧州の部
瀧本二郎 マダム・ド・ブレスト(共著) /欧米旅行案内社 /昭和4年 増補三版 /四六判 上製 /385P 巻頭別丁口絵
2,500円
■状態:表紙・背少傷 三方少焼け 小口埃シミ
■“仏蘭西人たりし妻マリテレス・ド・ブレストと共に前後三回の欧米旅行より得た体験を基とし、其の都度収集した百余の資料及び前記三種(=ベデカ、ワードロック、ブルーガイド)数十冊の案内書を参考にて”著したという、当HPのbk4とほぼ同じ序文の置かれたガイドブック。
同じく序文によれば“洋行者の過半を占むる妻帯者が単身渡航して最も苦しみ剰へ身神上に非常な害を招致して居る性的解決策”なども加えているという。旅程はシベリア鉄道の利用を基本とし、ドイツ、オランダ、ベルギー、イタリア、フランス、イギリスの各都市別のガイドとして構成される。各都市別の情報としては、学校、主要産業・工場、美術館・博物館等視察・留学向けの情報をひろっているものの、観光スポット、市内観光日程、カフェーや花柳界案内など、「旅行案内」とそう違いはない。下の画像は表見返しに配置された洋服店の広告で、巻末にも洋行関係商店の広告あり。
bk28 サラリーマン恐怖時代
青野季吉 /先進社 /昭和5年 初版 /四六判軽装 /334P
8,500円
■状態:表紙少擦れ 背から裏表紙少焼け 裏表紙上方水シミ 前後見返し各一ヶ所小印 本文約30P分小口側少製本傷
■柳瀬正夢装丁。“誰一人として、明るい、光明的な気持ちで生きているものはない”サラリーマンの恐怖時代にあって、自身もサラリーマン生活を送った著者が“少しでも日本のサラリーマン大衆の解放に貢献”しようと執筆(ノンフィクション=研究、思想)。苦難の諸相、サラリーマンの実態、自由職業人について、サラリーマンの没落、産業合理化とサラリーマン、サラリーマンの闘争と解放他。附録として、雑誌に発表した「旧中間階級と新中間階級」、「知識階級の根本問題」、「サリーマンの諸問題」も所収。
bk24 ビルヂング棲息者
諏訪三郎 /金星社 /昭和2年 初版 /四六判 上製 函付 /369P
21,000円
■状態:函少擦れ・背少糊浸潤による茶ばみ 本背少焼け
■柳瀬正夢装・扉。“「ビルヂング棲息者」は近代都市の生んだ最も特殊な生活様式である”(自序)という著者による都市小説短編集。檻、ビルヂング訪問者、剥がれゆくもの、依存者、人生の目的等9編所収。丸ビル、カフェ、ダンスホール、エレベーター、編集者、モボ、女給など当時の都市を彩ったキーワード多。巻末にイナガキタルホ他金星堂の「心身作家創作集」目録有り。
bk23 クラルテ
アンリ・バルビュス著 小牧近江・佐々木高丸訳 /叢文閣 /大正13年 重版 /B6 軽装判 /532P
3,000円
■状態:背中央少凹み 下方頁角少開き 後見返し日付等三行書込
■柳瀬正夢装丁。“普通の、世間並みの腰弁”シモン・ポオランを主人公とする長編小説。“小牧が滞仏中、クラルテ出版記念会の席上、作家バルビュスから翻訳を委任されて直接手渡された1918年の初版本をテキストとし、そのうち抹消されてある所は1921年の第80版本を以て補い、且つ傍ら、奥田嘉治氏が英訳より重訳されたものを参考にした。”“私達は、この私達民衆の聖典を、今君の前に捧げ得たことを、心の底から悦ぶ。”(読者に)。
bk22 白蟻
トロッヘンツ、ベルタラスク著 松崎啓次訳 /共生閣 /昭和4年 初版 /B6 軽装判 /197P
SOLD OUT
■状態:背少傷 頁角少撚れ
■ドイツの『Rote Tribune』叢書で発表された“移動劇的脚本”、ワルテル・トロッヘンツ作「白蟻」、同「硫黄の華」、ベルタラスク「解放」の三作を翻訳・所収。“『白蟻』は工場新聞宣伝劇。嘗つて、我等の機関紙上に左翼劇場訳編として発表され、又築地小劇場に於ける左翼劇場の公演の間際に「余りに効果的なり」との理由の許に禁止されたことがある”(序文)。
bk21 ゴー・ストップ 労働大衆版
貴司山治 /中央公論社 /昭和5年 初版 /B6 軽装判 函付 /417P
8,500円
■状態:函天極少汚れを除き美本
■「止まれ・進め」をタイトルに新聞に連載した小説を全面的に書き直し、“親愛なる現代労働大衆読者の娯楽読み物として捧げんがために一冊の本にした”(序)。教師・参平を軸にその元教え子とともに織り成す諸相を都市を舞台に描く。
bk20 年刊日本プロレタリア創作集 1932年版
日本プロレタリア作家同盟編 /日本プロレタリア作家同盟出版部 /昭和7年 初版 /B6 軽装判 /二段組586P
9,800円
■状態:背から裏表紙にかけて焼け 背の中央へこみ 三方少焼け
■“わが日本プロレタリア作家同盟の作家が、過去一年の間に築いてきた成果の集大成である。”(序) 中野重治「善作の頭」、秋田雨雀「東方青年」、本庄睦男「鬼征伐の桃太郎」(童話)、山田清三郎「慰問袋」、北川冬彦「レール」、松田解子「加藤の場合」、村山知義「小学教師」他、徳永直、小林多喜二、片岡鉄兵、鹿地亘、若林鳥子、平林英子、窪川稲子等45作家・45編。
bk19 転形期の人々
小林多喜二 /改造社 /昭和8年 初版 /B6 軽装判 /283P
SOLD OUT
■状態:表紙傷 裏表紙図版部一部欠け 三方少焼け 前見返しノド補修有
■文末に(中絶)とあり、“以下は著者の死後その函底より発見せられたもの。著者附記に拠る「前編」と推測されるので、ここに収載した”と記される未完の長編小説。
bk18 貧農組合 国際最鋭文学叢書3
エフ・パンフェロフ著 武田麟太郎訳 /内外社 /昭和6年 初版 /B6 軽装判 /640P
4,200円
■状態:背から裏表紙にかけ少水シミ 三方焼け少埃シミ
■革命後のロシア農村を舞台にした長編小説。社会主義リアリズムの推進を掲げたソヴィエトの文学者組織・ラップの推奨を受けた作品だという。富農、中農、貧農の三階級のあった農民の日常が、時にそれにからむ党員の視線も交えて描かれる。
bk17 天皇とプロレタリア
里見岸雄 /アルス /昭和4年 初版 /B6 軽装判 カバー付き /321P
SOLD OUT
■状態:背少傷 本少ゆがみ 朱線引き
■国体は無産者の生活向上を阻むという考えを“根本的に打破して、無産者の唯一の味方としての国体をえぐり出してみたのが此の一巻の書である”(序文)。混沌たる観念的国体論、国体観念の革命と国体の現実社会的把握他。記載はないものの、デザインや版元との関係から、装丁は恩地孝四郎か?
bk16 プロの新戦術国際共産党
松嶋憲道 /二松堂書店 /昭和5年 初版 /B6 軽装判 /438P
3,500円
■状態:背角少傷 天に1.5cm四方の汚れ
■“今なお、無産者階級の独裁政治を夢想しつつある”国際共産党に対する“批判的研究の入門書”(緒言)。社会思想史(古代〜19世紀中葉)、現代社会主義思想概論、共産主義論、ロシア革命概史、労農ロシアのマルキシズムの実験、国際労働者会議の変遷、国際共産党の政治的組織、国際共産党崩壊論、対共産主義攻勢戦略論
bk15 鐘紡罪悪史
原哲夫 /戦旗社 /昭和5年 初版 /B6 軽装判 /125P
3,500円
■状態:背少傷 表紙に「発禁本」「マル秘」のペン書込
■著者は鐘紡の支店に入社後、その工場に昭和4年まで勤務。この工場を中心として綴られたものだが、データについては社内のルートによって入手(全鐘紡の状況とはいえないもののどの支店でも大差は無いものとの考えにより)、それまで模範工場・温情主義と見られていた鐘紡の裏側を、昭和5年の鐘紡争議を契機として出版。鐘紡の日本的地位(他社比較含む)、職工採用に就て、賃金(職分別)、労働時間、工場に於ける職工の惨事及虐待、職工罹病率、所謂温情主義、寄宿舎、社宅、教育方針、職工心理他。具体的数値等資料多数。
bk13 サラリマン物語
前田一 /東洋経済新報出版部 /昭和3年 再版 /四六判 カバー付 /194P
SOLD OUT
■状態:カバー焼け傷有 本三方焼け
■“本書によって腰弁生活の内幕を窺い、そこに織り出される悲喜劇の実感、予測に苦笑いせらるるところあれば筆者望外の慶びである。”(自序)
高等遊民(=大卒者)の洪水「就職難」、腰弁の足「省線電車」、腰弁の値段「月給袋」、米櫃の底と一六銀行、家賃三十円・敷百円、腰弁の種々相他。生計状態調査、予算生活具体案、退職金給与標準一覧、初任給等具体的資料含む。カバーと本とでは装丁が異なり、画像上は本の装丁、下は紙製のカバー。
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