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古書日月堂とは?

日月堂は1995年、目蒲線(現・目黒線)の大岡山駅の近くで開店しました。
2002年5月、現在地に店を移転、現在に至っています。
開業以来ずっと、古書店です。
ですが、「紙モノ」といわれる分野も大岡山当時から扱ってきました。
もうひとつ、古書の世界にもある流行廃りの品筋のなかで、
「流行のものは店にない。」というのも開業以来の伝統です。
いま、店内に絵本は多分1冊もありません。写真集は高くて買えません。
従って、店に置いてある商品は「何なんだかね。」
といったものばかりです。
店主はひねくれものです。
しかも、店にたどり着くまでが大変です。
店のあるマンションには1階に小さなお店が並んでいます。なかなかいい店ばかりです。
そこにある。と思ったら大間違い。
警備服を着た管理人さんのいる詰め所の前を通り、

「居住者以外立ち入り禁止」と表示のある階段を2階まであがっていただきます。
がらんとした通路の中ほど、扉には何の表示も出ていません。
しかし、赤い床が見えたらそこが日月堂です。

……よくぞ たどりついてくださいました。
このような店まで わざわざ おいでくださいました。

六畳一間、店の奥まで三歩・出るまで三歩。
でもまあ、ここまで来たならゆっくりなさってください。
おもてなしといって、できることは、「お客さまを放っておく」ということだけですけれど。
プジョーのポスターと、カッサンドルの額と、ブリキのおもちゃと什器・本棚以外は全て売り物です。手にとってご覧いただけます。
扱いが荒いのだけは、どうかご勘弁ください。
店主と違い、本や紙はそれなりにデリケートですから。
何だか分からないものは、「これは一体?」とご質問ください。

それはもう何でも……?……いいえ。もとい。
それなりに、お答えします。
つまるところかような店でありますが、少しはのぞいてみようかという
お気持ちになっていただけたでしょうか。
……
そうでした。最後にひとつ。何しろ一週間に三日なので、
営業日にはくれぐれもご注意を。


■新入荷品について
日月堂では仕入れを主に木曜日〜 土曜日に開催される古書市場で行っています。このため、新入荷品が店頭に並ぶのが、早いもので土曜日、概ね翌週火曜日頃には棚に入ります。
市場は入札かセリによるもののため、常に面白いものが入ってくるとは限らず恐縮ですが、まあ何度か通ってみようなどという奇特な方は、ご来店の目安としていただければ幸いです。